風姿花伝
	縦14.8cm、横15.0cm。写本、一冊。桝型本。列帖装（後背装）。金箔紙表紙。見返しは共紙。斐紙・楮紙交ぜ漉き薄様料紙。墨付九十三丁。外題なし。内題「風姿華伝」。 　世阿弥の最初の能楽論書。第一年来稽古条々、第二物学条々、第三問答条々が先ず書かれ、猿楽の縁起説である第四神儀が添えられ、第四までの奥義である第五奥義が加わった。 　宝山寺本は第五までの伝本で、室町後期写の最善本。本文に付されたふりがなも本文と同筆と思われる。
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