阪本龍門文庫善本電子画像集 古写本の部 |
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『詠歌大概』は藤原定家の歌論書。後鳥羽院の皇子の梶井宮尊快親王に与えられたものと伝えられており、承久3年(1221)以降の成立とされている。
本書は、奥書に「此一冊者、下間侍従法眼房/御所望に依り老筆を染むる者也。/天正十一年季秋下旬/紹巴(花押)」とあるように、天正11年(1583)9月下旬、連歌師の紹巴が、本願寺家老の下間侍従法眼に書き与えたもので、筆跡からも紹巴の自筆と思われる。 |
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