阪本龍門文庫善本電子画像集 |
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目録番号 | 185 |
書名 | 庭訓往来 |
写刊別 | 写 |
冊数 | 1帖 |
書写(刊行)年代 | 永正17年(1520)写 |
備考 | 綴葉装 |
『庭訓往来』は南北朝時代に撰せられたと見られる往来物の一つ。玄恵撰と言われるが、未詳。12ヶ月の往返状に1通を加えて25通からなる。日常生活に必要な語彙集を含んでおり、基礎教育書、手習書として広く用いられた。従って、伝存する写本や版本も多い。本書には次の奥書があり、永正17年の書写にかかる。
卍繋紺色古表紙(縦24.8cm×横17.0cm)。外題なし。本文斐紙。内題「庭訓往来」。字面高さ21.0cm。半面6行。書写識語の後に「呑昌(花押)」と墨書する。全57丁。 なお、本文庫には、ほかに文明14年写本(『阪本龍門文庫覆製叢刊』に影印)と天文18年写本が存する。 |