阪本龍門文庫善本電子画像集 |
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薬種を、玉石部・草部・木部・人部・獣部・禽部・虫魚部・果部・米穀部・菜部に類別し、その味・製法等を記す。巻末に山科言継(1507〜79)の識語があり、その父言綱の筆であることが分かる。医学史研究資料としてだけでなく、国語史研究資料としても利用できる。
外題、表紙中央に「薬種調味抄」と墨書。内題「薬種調様大略并薬種調味等」。 字面高さ21.7cm。全32丁。表紙裏打ちに連歌懐紙を用いる。「おそに見ハこゝろ/つくしといひやせん油/この花さかり/きてもとへかし少」などと見える。 |
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