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難語考余言 | ||||||
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目録番号 | 610 |
書名 | 難語考余言 |
写刊別 | 写 |
冊数 | 1冊 |
書写(刊行)年代 | 江戸後期写 |
資料サイズ | 縦25.5cm×横17.0cm |
備考 | 改装縹色表紙 |
外題、新装題簽に川瀬氏筆にて「難語考「余/言」(二行割り)橘守部自筆稿本」と墨書。中央やや右よりに題簽を剥ぎ取った跡あり。裏表紙にもあり。他の書物の表紙であったものを再利用か。 原装共表紙。外題、表紙に直接「難語考「余/言」(二行割り)」と墨書する。字面高さ21.5cm。半面10行。全13丁。各丁裏打ち。巻首に朱印記「椎本文庫」(橘守部)あり。 本書は、橘守部(1781〜1849)が、古語やてにをはの使い方について述べた次の10項からなる。
第13丁の一文は第6丁の「人の横言ありなん」に関して書かれたもので、『新訂増補橘守部全集』(東京美術 1967・9)所収の『鐘のひゞき』ではその箇所の後に小字で収める。「前に著ハし給ひし難語考」「大人の田舎に潜み給へるほと」「吾大人」とあるので、この部分は弟子の筆になるものであろう。 なお、守部が古語の語釈をした書については、平沢五郎「橘守部撰述現存諸稿本とその成立に就いて」(斯道文庫論集20 1984.3)参照。 |
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