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増賀上人行業記絵巻(上巻・下巻)

絹本 多武峯縁起絵巻(上下巻 4巻)

写本 多武峯縁起絵巻(上巻のみ・写本)
絹本との比較付き

多武峯縁起

聖徳太子絵伝


 多武峯(とうのみね)は、大化改新に功績のあった藤原(中臣)鎌足の死後、唐から帰朝したその子定慧が、遺骸をこの地に改葬、678(白鳳7)年に十三重塔(現在のものは1506(永正3)年焼失後の再建になり、重要文化財指定)を建立したとの伝承に始まる。妙薬寺および精霊院を中心として神仏混淆の形態で発展し、明治時代の廃仏棄釈によって、多武峯大明神を改称して談山神社(たんざんじんじゃ)となった。
 藤原氏ないし国家の危機に際しては、本殿背後の御破裂山が鳴動し、鎌足の神像が破裂すると伝えられ、数十回の記録が残る。平安時代中期に増賀上人が入って法華信仰を広め、中世南都の学問的中心として栄えた。近年は、『太子伝』などの注釈で知られる学僧永済が、多武峯の僧侶であったことが明らかにされ、あらためて注目されている。
 国宝・重要文化財も多く、寺院内の遊宴芸能である延年(えんねん)の史料が多数残されているのは、他の寺社に見られない特色である。

背景は談山神社

談山神社のご案内
住所奈良県桜井市多武峰319
交通(電車)近鉄大阪線・JR桜井線にて桜井駅下車。
南口より談山神社行または多武峰行バ ス乗車、終点・談山神社下車(所要時間25分、運賃は平成18年4月1日現在460円)。歩3分で談山神社に着きます。
大阪方面からお越しの際は、近鉄上本町駅発の急行あるいは快速電車をご利用ください。
京都方面からお越しの際は、近鉄京都駅から急行に乗車、八木駅乗り換えになります。
桜井駅発のバスは1時間に1本しかありませんが、秋の観光シーズンになると増便されます。タクシーは常時、駅南口に待機しています。
交通(車)西名阪道の天理インターを降り、国道169号線を 南下されるのが最もわかりやすいでしょう。
天理インターからの所要時間は約45分です。
拝観時間8:30〜16:30
拝観料個人 大人500円 小学生250円 小学生未満無料
団体(20〜49名)大人450円 小人200円 小学生未満無料
団体(50名以上)大人400円 小人200円 小学生未満無料
その他特別割引あり
駐車場有(無料)
お問い合わせ0744-49-0001

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