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奈良女子大学
学術情報センター 電子画像 奈良地域関連資料

宗 祐 寺そうゆうじ

 近鉄名古屋線榛原駅の北東(宇陀市榛原区萩原2596番地)にあり、すぐ近くには本居宣長が明和9年(1772)に吉野へ旅をした際に宿泊した旅館「あぶらや」もあるなど、伊勢街道の拠点に位置しています。
 宗祐寺は、融通念仏宗の中本山で、宇陀地区の同宗の中心寺院です。

 敏達天皇10年(581)8月、聖徳太子が、勅許を得て毘沙門天(=多聞天)を勧請し、多門院と称したとの寺伝を持ち、平安末期の天承年間には融通念仏宗の開祖である良忍が来訪したと伝えられています。

 永禄2年(1559)織田信長の寄付によって堂宇再建がなされた際、現在の宗祐寺の名に改称しました。

 所蔵の多聞天像(鎌倉時代)も重要文化財指定を受けています。

 当ホームページからは、『絹本著色仏涅槃図』を可視光線撮影画像と近赤外線撮影画像及び、双方を比較・連動した画像を公開しています。

 画面右下の『絹本著色仏涅槃図』の文字をクリックして画像をご覧ください。


涅槃図(三幅)

涅槃図(三幅)


絹本著色仏涅槃図けんぽんちゃくしょくぶつねはんず



宗祐寺のご案内
住所奈良県宇陀市榛原区萩原2596
交通近鉄大阪線榛原駅から徒歩5分
拝観時間境内自由
拝観料無料
駐車場駐車場あり(無料)
お問い合わせ0745-82-0029

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