令和2年度奈良女子大学若手女性研究者支援経費採択通知式を開催しました

 7月15日(水)本学本部管理棟第2会議室において今年度の若手女性研究者支援経費採択者に対する採択通知式を開催しました。この支援経費事業は、大学院博士後期課程及び修了者で優秀な者を対象に、その研究活動の一層の推進を支援するために、平成17年度から実施しています。今年度は、博士後期課程3年次生及び修了者を対象に実施し、6名が採択されました。
 なお、今回は、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保、換気を行うなどして、細心の注意を払った上で開催する運びとなりました。
 採択通知式では、今岡学長が採択者ひとりひとりに採択決定通知書を授与した後、本学の名誉教授である数学者・岡潔氏の言葉を引用し研究者としての在り方を述べられたほか、新型コロナウイルス感染症の影響で大学の在り方が益々変化していることにも触れながら、これからの研究活動にエールを送りました。
 式典終了後には今岡学長、藤原副学長(研究・財務担当)、高田大学院人間文化総合科学研究科長を囲んで懇談会が行われました。採択者が現在行っている研究活動内容や、今後実施したい研究計画を発表するとともに、参加者で意見交換が行われ、多様な分野の研究者が交流する機会となりました。