関西文化学術研究都市にサテライトオフィスを開設しました(8月4日)

 令和2年8月4日、関西文化学術研究都市精華・西木津地区に立地する研究交流施設「けいはんなプラザ」に、サテライトオフィスを開設し、奈良先端科学技術大学院大学や国立国会図書館関西館、(国研)情報通信研究機構、(株)国際電気通信基礎技術研究所、(公財)関西文化学術研究都市推進機構等、近隣の教育研究機関や企業をお招きして記念懇談会を開催しました。
 本学は、令和4年4月を目途に奈良教育大学と法人統合を行い、両大学を核として奈良県下の国立教育・研究諸機関、関西文化学術研究都市や地域の企業と連携体制を構築し、新たな教育研究の学問の府「奈良カレッジズ」の創成を目指しており、当該地区へのサテライトオフィスの設置はその取り組みの一環として行ったものです。
 記念懇談会では、今岡春樹学長による挨拶の後、小路田泰直理事・副学長から、新たに女子大学初となる工学部の設置を目指して準備を進めており、関西学研都市との連携がより一層重要となることや、同オフィスを拠点として、大学が持つ研究シーズの積極的な発信や、地域が抱える社会の課題解決に向けた協働の場として様々な活用を予定している旨の説明がありました。また、出席者からは、関西学研都市に拠点を構え、様々な分野において尖った強みを持った企業や研究機関との連携による新たなイノベーション創出に対する期待の声が寄せられました。
 記念懇談会終了後には、「卑弥呼誕生と疫病」と題して、同サテライトオフィスからオンライン配信で、小路田理事・副学長による公開講座が行われました。







今岡学長挨拶の様子
小路田理事によるオンライン公開講座の様子