奈良県吉野郡下市町で連携シンポジウムを開催しました(12月20日)

  本学大和・紀伊半島学研究所は12月20日(日)に下市町との共催で「下市町の歴史の再評価〜歴史的アイデンティティーを取り戻す〜」と題し奈良県吉野郡下市町で連携シンポジウムを開催しました。
 保 智己大和・紀伊半島学研究所長の開会挨拶に続き、下市町に関わる熊野古道をはじめ古代から近代までの歴史的な観点から講演を行っていただきました。後半は、講演者による総合討論が行われました。今回のシンポジウムは新型コロナウイルス対策のため、下市町を講演会場、奈良女子大学を視聴会場としてオンライン中継で行われましたが、両会場から活発な意見交換が行われました。その後、奈良女子大学会場に参加していただいていた小林下市町副町長からお言葉をいただき、閉会となりました。
 このシンポジウムは大和・紀伊半島学研究所が目指す奈良盆地と紀伊半島について自然科学、人文科学、社会科学等多角的な視点で捉えたシンポジウムであることもあり、地元下市町の住民のみならず県内外からの参加がありました。