令和3年度奈良女子大学若手女性研究者支援経費採択通知式を開催しました

 7月9日(金)に今年度の若手女性研究者支援経費採択者に対する採択通知式を開催しました。この支援経費事業は、優秀な大学院博士後期課程在籍者及び修了者を対象に、その研究活動の一層の推進を支援することを目的として、平成17年度から実施しています。今年度は、博士後期課程3年次生及び修了者を対象に実施し、4名が採択されました。
 なお、今回は、新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し、オンラインでの開催となりました。
 採択通知式では、今岡学長が採択者に向けて採択決定通知書を読み上げた後、「あなた方は研究者の一員であり、これまでの不安、悩み、苦しみの経験が研究者としての底力となり、研究成果が見えた時の喜びをかみしめてほしい。また、自らの考え、自らの意見をしっかりと述べ、そしてそれを発表していくことが大切だ。」と、これからの研究活動にエールを送りました。
 その後、今岡学長、藤原副学長(研究・財務担当)、渡邊大学院人間文化総合科学研究科長と採択者との懇談会が行われました。採択者が現在行っている研究活動内容を発表するとともに、意見交換が行われ、多様な分野の研究者が交流する機会となりました。
 最後に、経費執行説明会が行われ、本経費の執行に係る注意点および研究倫理について各担当者から説明があり、研究者として責任ある研究活動推進の再認識を行いました。