「奈良経済同友会との交流・懇談会」を開催しました(1月21日)

 奈良女子大学は、1月21日、本学で奈良経済同友会との交流・懇談会を開催し、両機関から約80名が参加しました。この交流・懇談会は、奈良経済同友会と本学との連携を深め、地域の活性化に一層貢献することを目的に平成18年度より実施しているもので、今回で13回目の開催となります。冒頭、奈良経済同友会の北義彦代表幹事並びに本学の今岡春樹学長から開会挨拶があった後、「国際交流を通した社会連携の試み」をテーマとした講演会が行われました。
 続いて、まず本学から、内田忠賢研究院人文科学系教授研究室の学生2名よりインドネシア研修報告、高須夫悟研究院自然科学系教授よりバングラデシュとの学術交流についての報告、及び山下靖研究院自然科学系教授よりグローバル化推進プロジェクトについての報告がありました。次いで、奈良経済同友会からは、株式会社大和農園ホールディングス代表取締役社長吉田裕氏と株式会社大和農園種苗販売部部長内田健志氏より、「新興国の農業インフラの現状と取り組み紹介(ミャンマー、ベナン共和国の場合)」と題した講演があり、特別参加したベナン共和国大使のアデチュブ・マカリミ氏から同国についての紹介がありました。
  引き続き行われた懇親会では、ベナン共和国大使も加わって国際的で活発な情報交換が行われ、また本学の成瀬九美副学長(地方創生担当)より奈良経済同友会と連携して実施しているCOC+事業の報告もありました。双方にとってお互いの活動内容を理解するとともに親睦を深める有意義な機会となりました。

開会挨拶をする今岡学長                      

株式会社大和農園ホールディングス代表取締役社長吉田氏による講演
開会挨拶をする北 奈良経済同友会代表幹事
(左)吉田奈良経済同友会代表幹事(中)アデチュブ・マカリミベナン共和国大使(右)今岡学長
(左)今岡学長(右)アデチュブ・マカリミベナン共和国大使