阪本龍門文庫善本電子画像集
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千 載 和 歌 集  二十巻

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目録番号136
書名千載和歌集
写刊別
冊数2冊
書写(刊行)年代鎌倉末期
資料サイズ縦19.1cm×横15.7cm
備考列帖装,桝型本

 千載和歌集は、後白河法皇の命により、藤原俊成が撰集し、文治4年(1188)4月22日に奏覧した、7番目の勅撰和歌集。

 千載和歌集の伝本は多いが、大きな異同は認められず、いずれも文治4年4月22日の奏覧以降の増補改訂作業における本文と考えられている。それでも、和歌の出入りや作者表記などから、古写本系の甲・乙類と版本系の丙・丁類の4類に分類され、龍門文庫本は、乙類に分類されるが、鎌倉末頃の写本で、完本としての最古写本である。
 さらに、千載和歌集は、文治4年4月22日の奏覧の後、撰者俊成の歌を追加すべき旨、後白河院の仰せがあったとされるが、本書には、巻1・24「春の夜は」歌には「奏覧之後、院宣に依り、加ふる和歌」と、巻3・165「すぎぬるか」歌には「追入歌」と、そのほか229・284・333・404・425・608・626・795の8首にも「後入」という注記が、いずれも俊成の歌に施されている点、極めて注目される。

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