阪本龍門文庫善本電子画像集  自筆本の部
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伴信友自筆日記

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目録番号656
書名伴信友自筆日記
冊数1冊
資料サイズ縦11.5cm×横17.0cm

 国学者伴信友(1773〜1846)の自筆日記。横小本、縦11.5cm、横17.0cm。 外題、共表紙中央に「牟羅起母」と墨書。文化8年正月から文化10年12月まで、信友39歳から41歳の日記。 伴周吾所蔵自筆日記7巻(文化3・4年、5年・7年・13年・14年)があり、 『伴信友文庫 日記編1』(伴信友顕彰会 1981・8)に影印されている。 文化7年の日記も「牟羅起母」と題する。
 本書冒頭 「けさといはは霞まぬ空もしかすかに人のこゝろハ春になりつゝ」の歌ではじまり、 壬申口号と題した歌も見えるが、川瀬一馬「伴信友−その生涯と業績−」(『国学者展シリーズII・伴信友』 (五島美術館 1969・7)、『伴信友全集別巻』(ぺりかん社 1979・6)に収める)が注目したように、 若狭国小浜藩士としての役向きのことを記して、学芸上の記事には筆にしていない。
 なお、当阪本龍門文庫文庫には信友の自筆稿本・手写書き入れ本が所蔵されている。


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