奈良女子大学
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高山寺こうざんじ

 高山寺は、合気道の祖植芝盛平や、博物学者の南方熊楠の墓があることでも知られる、紀伊田辺の真言宗御室派の古刹。本尊は阿弥陀如来である。高山寺の名は、天明七年(1787)からといい、かつては勧修寺、願成寺などと称したという。田辺市を流れる会津川の右岸高台にあり、海抜約30mの半島状の台地先端部に拡がる境内には、縄文時代早期後半(八千年前)に遡る高山寺貝塚(一号~三号、国指定史跡)があり、ここから出土した鉢型の土器は「高山寺式土器」と名付けられ、他に石鏃、石斧、叩石、石刃などの石器や、ハイガイ、カキなどの貝類、シカ、イノシシなどの獣骨も出土している。

不動明王像ふどうみょうおうぞう 絹本著色
 95.3cm×41.2cm
大日如来だいにちにょらい 絹本著色
 94.8cm×37.6cm
阿弥陀来迎図あみだらいごうず 絹本著色
 96.2cm×35.8cm
伝役行者像でんえんのぎょうじゃぞう 絹本著色
 52.0cm×23.6cm
五大尊像ごだいそんぞう 絹本著色
 96.0cm×40.1cm     
高山寺
問い合わせ先
住所 〒646-0051 和歌山県田辺市稲成町392
交通JR紀伊田辺駅から徒歩18分
拝観料無料
お問い合せ0739-22-0274
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